学習時間はどれくらい必要?

マンション管理士試験の合格に必要な学習時間はどれくらいでしょうか?こういったことはもちろんその人によりますので一概には言えませんが、一般的に勉強時間はおよそ半年~1年、時間にして600時間程度と言われています。法律や不動産に関連した国家資格を目指すのは初めてという方は、この数字を最低ラインと考えて取り組むことをお薦めします。


勉強開始時期
マンション管理士の本試験は、例年11月下旬~12月上旬に実施されています。そこから逆算して、ほぼ1年間の学習時間を確保することを考えますと、勉強を始めるタイミングは年明け1月からスタートしたいものです。
験(げん)をかつぐわけではないですが、年が改まる正月のタイミングは、やろうと決意したことに取り掛かりやすいものです。そして大きな目標に取り組むには、何かきっかけも大切です。神社に初詣祈願、そこをきっかけにそれまでの生活パターンを大きく変えましょう。

1月スタート(勉強期間11カ月確保)をお薦めするもうひとつの理由は、学習対策の軌道修正ができる時間を十分に確保してほしいからです。

マンション管理士の試験を目指す方の大多数は、仕事を持つサラリーマンのはずです。そして合格に必要学習時間は、最低600時間は必要とお伝えしました。
この時間を半年の日数で単純割してみましょう。

600(時間)÷180(日)≒3.4(時間)

仕事で忙しいみなさんにとって、土日も含め半年間1日も欠かさず3時間半近い勉強をするのは現実的でしょうか?
以前のページで述べた「受験者の半数近くは再受験者」というデータも、その理由のひとつはやはり準備不足にあると思っています。

やはり半年では時間が足りないのです。
勉強法には人それぞれのやり方があるものです。そして勉強を始めたばかり時期には試行錯誤がつきものです、さらにマンション管理士の試験内容は広範に渡ります。

  • 区分所有権・・・16問
  • 民法・・・4問
  • 不動産登記法・・・2問
  • マンション建替円滑化法・・・1問
  • マンション管理適正化法・・・5問
  • 中高層共同住宅標準管理規約・・・5問
  • 建築基準法・・・2問
  • 都市計画法・・・1問
  • 水道法と消防法の理解・・・2問
  • マンション管理組合の運営が円滑になる方法・・・1問
  • マンションの建築物の形質や構造に関すること・・・10問
    (※2007年度の本試験の出題)

というような傾向を前に、自分に合った対策を思案するうちに、あっと言う間に1~2カ月は過ぎてしまうはずです。1年は合格のための勉強期間と割り切って

  • 1~2月      学びつつ合格へのシナリオを描く期間
  • 3~10月(8カ月) 実力養成期間
  • 11月        仕上げの期間

など余裕ある学習計画で臨むようにしてください。
合格へと自身を導くために必要なものは「計画(戦略性)」と「積み重ね」の2つです。そして健全な計画には度重なる軌道修正がつきものです。すべては本試験までに費やせる「時間」との兼ね合いなんです。まずは「1年間は学習期間」と腹をくくってしまうこと。そのことが大切です。