独学を目指す方に、最低限揃えてほしい教材

専門学校等への通学、通信講座、そして独学。いずれの学習スタイルで勉強を進めるにしても、まず必要なのが教材です(蛇足ですが、通学や通信講座を利用する方は、この問題は自動的に解決されます)。
ここでは、独学で試験対策を目指すみなさんを対象に、教材選びのポイントを解説していきたいと思います。


主要な教材

  1. 基本テキスト
  2. 過去問題集

これはどんな国家試験の対策にも共通することですが、学習材料の中心はこの2つです。
あくまで私見になりますが、お薦めの教材としては、

  • 「テキスト&問題集 マンション管理士パーフェクトチェック」(東京法令出版 ¥5,880円)
  • 「楽学マンション管理士」 (住宅新報社 ¥3,150)
  • 「マンション管理士基本予想問題集」(住宅新報社 ¥3,313)
  • 「わかるマンション管理士・管理業務主任者 超速要点整理」(住宅新報社 ¥3,026)

などが挙げられます。上記の教材をお薦めする理由は、独学で合格できるかどうかは、その九分九厘までが、自分で選んだ教材のクオリティーに掛っているからです。市販教材のクオリティーとは、「情報量」のことです。
テキストの読みやすさなどももちろん大切ですが、授業等で生の情報を収集することのできない独学者にとっては、情報がより多く網羅されている教材を選ぶことが合格への生命線です。平たく申し上げますと、なるべく高価で、なるべくページ数の多い教材(※このことは市販書での独学のみに当てはまることです)を揃えましょうということです。


予備教材1 法令集

また、マンション管理士の試験は法令問題が中心です。できれば基本テキストとは別に法令集も一冊揃えておきたいところです。
お薦めの一冊は、

  • 「〔新版〕マンション管理実務法令集」(大成出版 ¥3,600)

です。
もちろん基本テキストの内容と重複するところは多いです。しかし、法令問題を解く上で大切なのは、法令知識であり法律を”解釈”する力です。テキストと法令集の2冊を往復しして、同一の法令を別々の観点から見るようにしますと、解釈(理解)は、一層深いものになっていくのが分かるはずです。


予備教材2 設備関連対策

マンション管理士試験では、毎回10問前後は設備関連の出題があります。文科系出身のみなさんには、この分野をどのよう効率よく学習するかが、合否の分かれ目になると思います。ですからこの分野からの出題対策にも、何か1~2冊は用意したところです。設備分野の対策については、

  • 「イラストで分かる二級建築士用語集」(学芸出版 ¥3,150)
  • 「図解雑学 建築基準法」(ナツメ社 1,575円)

などが適切かと思います。設備についての知識を問うといっても、そこはあくまでマンション管理組合への対応に必要な範囲でのことです。ですから建築士な技術者を目指す人の入門書といえる、上記のレベルの書籍で、十分対応できると思います。