20代、30代・40代。そして50代・60代の皆さまへ

後のページでもデータをもとに詳しく見ていきますが、マンション管理士の受験者の年齢層は幅広く分布しています。その中心層は30代、40代、50代です。なんと!しばらくすると社会人リタイアを迎えるはずの50代世代も、受験者の中心層なのです。
反対に、多くの国家資格の受験で中心層を占めている若い20代世代は、マンション管理士試験にかぎっては、まだ10%ほどにしかなりません。20代の方が試験会場に入りますと、周りの10人のうち9人は人生の先輩方、ということになります。

この受験傾向は何を意味しているでしょうか?
社会人経験も豊富で先見性のある人は、間もなくやって来る、「マンション管理士は花形職業」といわれる時代を先読みしているということがひとつ。
また50代、60代の受験者も多い理由はこうです。
この資格を活かし商売するうんぬんではなく、”大切な我が家”の先行きを切実に案じ、自分でも積極的に参加して、建物の保全に関わりたいと思っているということです。
仕事を依頼する側か仕事を受ける側には関わらず、現実を正しく見ている多くの人が、安心して暮らすためには「実力のあるマンション管理士が必要だ」と感じているということです。

20代のみなさんへ

社会人経験がまだそんなには多くないみなさんには、自分の将来に思い切った決断を下すのは勇気のいることだと思います。これまでに実績のある業種や職種でないと、なかなか踏み込む気持ちにはなれないかもしれません。
しかし、これまで何度も繰り返してきましたように、マンション管理のニーズが急増するのは必至です。そして「市場がまだ成熟する前に参入するのが成功者のセオリー」というのも本当の話です。資格取得の対策と併せて実務経験を積むなど、この先の歩み方には慎重な準備が必要でしょう。しかし、トライしてみる価値は十分にあります。

30代・40代のみなさんへ

不動産・建築業界や建物管理会社などのキャリアをお持ちの方は、マンション管理士の資格を目指す最適な方々だと思います。しかし社会人経験を積んできたみなさんは、全員がこの資格を目指す適任者ではないでしょうか?
なぜならマンション管理士の仕事には、建物周りの知識も大切ですが、もしかしたらそれ以上に、居住者のみなさんとの折衝力などが求められるからです。特に営業経験などこれまで無数のお客様と接してきた方でしたら、そのヒューマンスキルがマンション管理士の実務にそのまま活きてくるはずです。そしてみなさんは、独立開業を目指す上では十分に若い世代です。これからニーズが加速する分野で、新しい人生を切り開いてみませんか?

50代・60代のマンション住まいのみなさんへ

若造が人生の大先輩のみなさんに生意気を言うようで申し訳ありません。でも、定年・リタイア後は”悠々自適の毎日”。本当にそんな穏便だけの毎日で満足ですか?成長期の日本を支えてこられたみなさんは、きっと定年を過ぎてもまだ世の中のために何かがしたいのではないですか?
経済的に何の不安もないみなさんなら、タバコ銭稼ぎのパートやアルバイトに勤しむのもいいかもしれません。でも、むずかしい試験に励んで、近隣・近所の方に大きく一肌脱ぐ、そんな生き方にやり甲斐を感じませんか?全国で50代、60代の多くの方々が、そのような思いからこの国家資格を目指しているのは事実です。